Kさん。右かかとに水疱ができて、徐々に悪化し黒色壊死の状態になりました。
(1)水疱ができました。保護フィルムで保護していました。
(2)水疱がつぶれて感染を起こし赤くなっています。保護フィルムを中止し石鹸洗浄しガーゼ保護に変更しました。
(3)腫れて発赤が強くなり、発熱しました。主治医に報告し、抗生剤の内服と点滴が開始となりました。症状も少しずつ改善。解熱し、腫れが治まり発赤もなくなりました。毎回、石鹸洗浄後後主治医指示による褥創・皮膚潰瘍治療剤を塗布しガーゼ保護しました。
(4)処置を継続してずいぶんきれいになりました。
(5)現在の状態です。
訪問は、日・祭日も関係なく毎日、朝・夕の2回/日訪問して処置を行いました。とても明るい方で認知症がありますが、会うたびに「あんた。ひさしぶりやね。元気やったかね。」と6時間おきでも声かけてくださいました。毎回、石鹸できれいに洗って主治医指示による軟膏を塗布しました。感染徴候がみられた時は主治医にすぐに連絡し抗生剤を処方していただいたことで早めに解熱して発赤も治まりました。
仙骨部の褥創も治りました。
Kさんは、動きが悪くなったからか仙骨部にも褥創ができました。
(6)石鹸洗浄後、主治医指示にによる創傷被覆・保護材を貼り保護フィルムで保護していました。
(7)椅子に座る時にずれが生じて悪化していました。
(8)毎回、処置を継続して改善傾向となっています。剥離部分が縮小し、滲出液が減ってきました。
(9)毎日の処置で完治しきれいになりました。
訪問看護サービス
にほんブログ村の「下関情報」「高齢者福祉・介護」カテゴリーに参加しています。
応援よろしくお願いします!(クリックすると応援ポイントが入ります)
にほんブログ村