(毎日、血糖測定とインシュリン、頑張っています。)
Nさんは、黄疸が出て病院受診し膵臓癌と確定診断を受けました。OP勧められましたが、セカンドオピニオンと相談の結果、OPしないと決められました。そこで、胆管にステント(胆管がつまらないようにするためのチューブ)を挿入し、胆汁の流れを維持していますが、糖尿病を発症してしまいました。血糖コントロールの為、インシュリン注射開始となりましたが、入院中、なかなか自力でインシュリンを打つことができませんでした。退院後、訪問看護導入され、現在、看護師の見守りの中、自立に向けて頑張っています。
(手順表を作成)
看護師が、色々工夫をし、Nさんが、インシュリンを自分で行えるよう、手引きを作成しました。84歳のNさんが見てわかるように、絵をたくさん取り入れた内容のものにされています。
(関係職種との連携)
Nさんは、早朝に低血糖症状になることがあり、その都度ブドウ糖を飲んで症状を改善していました。しかし、低血糖症状になる回数が増え、一人暮らしのため倒れても誰も気がつかないままの可能性が高いと判断し、在宅介護支援センターに相談。緊急通報システムの設置や配食サービスでの安否確認が導入されることになり、より安心な生活を送っています。
(Nさんからのコメント)
入院中は、なかなか上手く、インシュリンを打つことができなかったけど、家に帰ったら、看護婦さんたちが色々してくれて、何とか自分で出来るようになりました。家に帰れてよかったです。インシュリンをするのに、不安だったけど、みんなが来てくれるから安心です。日曜日や祭日も来てくれるため、病院が休みでも、安心できます。夜も、何かあっても、電話が通じるため、とても安心しています。
訪問看護は、自宅に訪問することで利用者様の生活を知る立場にあります。利用者様の日常生活を知り、専門家の視点で関係職種と連携することで利用者様の生活の維持・向上に努めています。
アイユウの苑 訪問看護サービス 管理者 岡田千恵子
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