月別アーカイブ: 11月 2015

ホームヘルプサービスの管理者として9か月が経ちました。ホームページもリニューアルし初めての投稿です。何を書こうか悩んだ末、日々の業務で感じていることや質問の多かったこと等、少しだけ役に立つかもしれないことを書くことにしました。

新規契約時に訪問介護等のサービス内容の説明をする際に介護保険でできること、できないことの説明をさせて頂いていますが、皆さん口をそろえて「介護保険料払っているのに、介護保険でできることって少ないのねぇ」と言われます。できなくなったことを補うだけの発想だと、そのように感じてしまいますが、介護保険の仕組みから見ると、介護保険は「共助」にあたります。さらに訪問介護の役割としては、以下のようなことになります。

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「介護福祉士や訪問介護員（ホームヘルパー）が利用者の居宅を訪問して、入浴、排せつ、食事等の介護や調理、洗濯、掃除等の家事を行うサービスです。
身体介護とは利用者の身体に直接接触して行う介護サービスで、日常生活動作能力(ADL)や意欲の向上のために利用者と共に行う自立支援のためのサービスです。
生活援助とは身体介護以外の介護であって、掃除、洗濯、調理など日常生活上の援助であり、利用者が単身、またはその家族が障害や病気等のために本人若しくは家族が家事を行うことが困難な場合に行われるサービスです。」（「WAM NET」より）

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当事業所の多くの方が生活援助のサービスを利用されています。生活援助の支援をするにあたっても細かなルールがあります。しかし、ご利用者の多くは、日常生活上の援助以上の援助を求められます。例えば、掃除において、日常生活で使用している部屋（居室、寝室）の掃除は介護保険でできますが、「仏間の掃除もして欲しい」「２階の部屋の掃除をして欲しい」等は、日常生活上の援助以上の援助となる為に介護保険ではできないのです。ちなみに、年末年始等でご家族が帰省される場合も生活援助の支援は原則できないのです。この他にも沢山のルールがありますが、今回はここまでとさせて頂きます。

訪問介護の身体介護や生活援助を利用しながら、住み慣れた地域で暮らされている方も大勢いらっしゃいます。私たちはそのご利用者の生活の一部をお手伝いさせていただいております。ケアマネジャーさんとも一緒に考え、少しでも安心して生活できるように支援させていただきたいと考えております。

ホームヘルプサービス　管理者　永田英一

11月11日に施設内で非常災害訓練を行いました。今年は、地域のボランティア様に搬送役としてご協力いただき、南海トラフの地震が発生し、数時間後には津波が発生するという想定で行いました。

施設では停電という想定のため、もちろんエレベーターも使用できず、搬送は全て階段使用となりました。今回の訓練では、搬送にどのくらいの時間がかかるのか、また、どの搬送方法がスムーズに行えるのかなど色々と確認する事ができました。

アイユウの苑ゆめタウンの立地は、すぐ隣が海に面しており、地震による津波以外にも、高潮等の被害が心配されます。災害はいつ起こるかわからないため、万一の備えを万全に今後も定期的に訓練を行っていきたいと思います。

アイユウの苑ゆめタウン　防火管理者　中村洋文

彦島の塩浜地域のボランティア様が来苑され、大正琴の演奏会が企画されました。ボランティア様が大正琴を演奏され、音楽に合わせて、ご利用者の皆さんで一緒に童謡を歌ったり、有名な歌謡曲を歌ったり、約１時間の楽しい時間を過ごさせて頂きました。小規模多機能型居宅介護のデイフロアでは、午前中は体操やレクリエーションのプログラムを職員が行っていますが、午後からは時々ですが、地域のボランティア様が来苑され、行事を企画、発表する場として使用して頂いているときもあります。今後もボランティア様のお力をお借りし楽しい催しを開催して頂くのを期待しながら、ボランティア様にとっては、発表の場として、デイフロアをご利用して頂ければと思います。ご披露して頂ける機会がありましたら是非ご相談ください。大歓迎です。

小規模多機能型居宅介護アイユウの苑しおはま 管理者　寺迫　薫

落ち葉が風に舞う季節となりました。この時期になると毎年実施される、しおかぜの里保育園の焼き芋パーティに今年も出掛けました。当日は風が少し冷たかったのですが、園庭で焼き芋が焼きあがるまでの時間を園児さんと体操をして遊ぶことで楽しく過ごすことができました。

芋が焼きあがると皆さんにアツアツで湯気の上がる焼き芋が配られ『わぁ～大きいねぇ～美味しそう』と喜びの声。皆さん自分で上手に皮を剥いてアツアツのうちに美味しく食べられました。

園長先生の話では園児さんが畑のお世話をしたそうで、１月に完成する新園舎への引越し前の最後の焼き芋となるので、ここの畑も最後と分かってこんなに大きな芋を実らせてくれたのかなと言われていました。新しい園舎に移ったとしてもこの畑で食べた美味しい焼き芋の味と想い出は皆さんの記憶にずっと残っていくことでしょうね。

特別養護老人ホーム　アイユウの苑　介護職員　中山隆治

地域のボランティア様に来苑頂き、お茶席を開催いたしました。

ゆっくりとした雰囲気の中、お抹茶とお茶菓子で一服。

着物を着たボランティア様におもてなし頂き、皆様とても嬉しそうなご様子でした。

「私は、家にいる時は、毎朝お抹茶を頂いていたんだけど、最近ずっと飲んでなかったから嬉しい。」

「おいしいお抹茶をありがとうございました。けっこうなお点前で・・・」とご利用者様からボランティア様に声を掛けられる場面も見られました。

いつもとはちがう雰囲気の中で過ごされ、地域の方やご家族様とも交流が出来、和やかな時間になりました。

特別養護老人ホーム　生活相談員　高見由佳