カテゴリー別アーカイブ: 特別養護老人ホーム(彦島迫町）

新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。今回は、元日の「おせち料理」についてご紹介させていただきます。

元日には年神様をお迎えし、１年の豊作と家族の安全を祈願する云われがあります。神様にお供えし、節句のお祝いとして食べられていた「おせち」ですが、料理の一つひとつには「今年１年も健やかに過ごせますように」という家族の幸せへの願いと、健康長寿・無病息災の意味が込められています。

アイユウの苑でも毎年元日の昼食は一人前ずつお重に詰めた「おせち献立」となっており、何日も前から楽しみにしてくださっている方も。またご利用者様お一人おひとりの摂食嚥下機能に応じて、「普通食」・「一口刻み食」・「刻み食」・「やわらか食」・「ペースト食」の食形態がありますが、食べやすさだけでなく見た目も楽しんでいただけるよう、盛付にも工夫した「おせち」を各種ご準備させていただきました。

―献立内容―

赤飯

雑煮(やわらか福餅・しろな・鶏肉等)

おせち(有頭えびの旨煮・数の子・絵馬カマボコ・合鴨スモーク・ほたての旨煮・寿高野の煮物・五目しんじょの煮物・蓮根の煮しめ・くわいと昆布巻きの煮物・黒豆・栗きんとん）

ご利用者様からは「美味しかったよ！」「一つ一つ作るのは大変なのに、盛付まで綺麗で嬉しいね～」「たくさん種類があって食べきれないよ～」といった嬉しいお言葉や笑顔をたくさんいただきました。今年もご利用者様に喜んでいただける食事提供を目指して、尽力して参りたいと思います。

２０１９年も皆様にとって健やかな１年となりますよう…心よりお祈り申し上げます。栄養管理・食事サービス部　管理栄養士　中井由佳梨・吉田明香里・清﨑文華

『自分たちはプロじゃないんだから』と言い続けて14年。毎年この時期に作ればもはやセミプロです。

今年も精鋭による手作りの門松を施設玄関に飾ります。せっかくなので観ていかれて下さい。

特別養護老人ホーム　アイユウの苑　主任生活相談員　髙下康司

クリスマス目前ということで、今日はクリスマスケーキ・バイキングです。いくつかのケーキからお好みのケーキを選ぶのも楽しいですね。もちろん味はＧＯＯＤ！たくさんの笑顔が見れました。

特別養護老人ホーム　アイユウの苑　主任生活相談員　髙下康司

月１回開催される押し花クラブで、来年の干支（イノシシ）の絵が描いた台紙を使い、作品を作りました。ボランティア様にお手伝いいただき、真剣な表情で押し花を並べられていました。

完成した作品を見ながら、「山の中をイノシシが元気に走りよるみたいやね」「あんたは何年かね？」と会話も弾んでいました。

次回も季節感のある作品を作りたいと思います。

特別養護老人ホーム　アイユウの苑　生活相談員　石田志保

先日、月に１回の生け花クラブがありました。今回も、たくさんの利用者様が心待ちにされていたようで、自らお花や葉っぱに手を伸ばし触れられる等し、意欲的に取り組まれている様子がとても印象的でした。参加された利用者様からは、「私は、若いころからこういうことをよくしよったんよ。お花は本当にいいね」「今回もきれいなのが出来て良かった」等と、嬉しそうな声も聞かれていました。

生け花に取り組まれることは、きれいなお花を生けること以上に、植物が与える香りやしなやかな状態を実際に肌に触れ、感じることで、嗅覚や触覚、視覚といったいわゆる５感を大いに刺激する効果があるとも言われています。また、お花・植物が与える心理効果、匂いの心理効果、色の心理効果等々により、人の心身の潤いや癒し効果、健康面においても少なからずプラスの効果があるとも言われているようです。

生け花クラブを通して、これからも、利用者様お１人おひとりの心身に柔らかな癒しやくつろぎを感じて頂くことで、日々の生きがいや活力に繋がっていくことができるよう、取り組む１回１回の機会を、大切にしていきたいと思います。

特別養護老人ホーム　アイユウの苑　　生活相談員　稲田智明