先日、毎年恒例行事となりました「お茶席」の会を開催しました。今年も、利用者様個々の状態に応じた和菓子を、お抹茶と一緒に提供させて頂くことで、普段とは違った雰囲気を感じて頂くことで、お1人おひとりにゆったりとした時間を過ごして頂くことができました。
参加された利用者様からは、「こんな会もあるんやね。お抹茶もとても美味しいよ」「和菓子はやっぱりいいね。もっと食べたい」等と話される等、ボランティア様とも楽しそうにお話しされたり、普段のおやつの時間とはまた少し違った雰囲気を、ゆっくりと過ごされ、山紅葉、紅菊、秋桜、夕焼けとんぼ、秋の彩といったような和菓子の絵柄や形を見ながら楽しむこともできたようで、「また、声をかけて連れてきてね」「大きな傘の飾りもみることができて、来て良かった等と、満足気な様子や嬉しそうにお話しされている利用者様がたくさんいらっしゃいました。
普段は、施設内での生活を送られている利用者様にとって、外出の機会をもったり、四季折々の行事に参加したりすることは限られてはいますが、今回の行事のように、施設内で行える行事の中で、少しでも四季の移り変わりを感じて頂くことができるような機会を設けていくことができるよう、今後も努めていくことができたらと思います。
特別養護老人ホーム アイユウの苑 生活相談員 稲田 智明
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