3月特養では、非常災害時の食事提供に関する勉強会を行いました。
3月は東日本大震災に関するニュースも多く取り上げられていたこともあり、もしも災害や緊急事態が発生した場合アイユウの苑ではどのように食事提供するのか、備蓄食品の試食も兼ね、職員の方に学んでいただきました。
台風・その他自然災害・停電・断水時等に伴い、厨房での調理が機能できなくなったら・・・
① 非常食(備蓄食品)等の種類と備蓄数および保管場所。
② 非常食(備蓄食品)の準備(調理)方法と利用者様への提供の仕方。
③ 多職種との連携・協力体制の重要性。
等についてお話し、また実際に東日本大震災で被災された石巻赤十字病院の記録について、DVD鑑賞しました。
さらに今回、介護現場の職員にも一部非常食作りを体験いただき、試食会を行いました。
主食(アルファ化米)はお湯や水があれば簡単に作ることができ、水量によって主食の硬さも調整できることを学んでいただきました。フリーズドライの味噌汁も湯を注ぐとすぐに出来上がり、美味しいと好評でした。
非常災害時等不安な時、温かく美味しい食事ができるだけでも、ずいぶんと安心できるのではないかと思います。
災害や停電・断水などの緊急事態はいつ発生してもおかしくありません。落ち着いて行動できるようにするには「まさか…」ではなく、起こりうることを常に想定内として一人ひとりが平常時より考えておくことが大切です。非常時においても利用者様へ落ち着いて安全に食事提供ができるよう、平成28年度栄養管理・食事サービス部では各拠点において「非常食提供訓練」に取り組む予定です。
栄養管理・食事サービス部 管理栄養士 吉田 明香里
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