当苑では、グループホームで一般的な、家事にご利用者に参加していただき、それを職員がさりげなく支援するケアに加えて、くもん学習療法を筆頭に、積極的に脳を活性化するケアを推進しています。
くもん学習療法のよいところは、ご利用者に合ったレベルで、100点満点のケアが提供できるところです。
例えば調理に参加していただくケアを提供した場合、最初はほぼ100の割合で一人で工程ができていたご利用者も、加齢や病気の進行にともない、できる割合が70、60と減ってきます。その不足分を職員がさりげなく補うのですが、50を下回ってくると、徐々に無理が生じてきます。やがて、「この方には調理は難しくなったから、他に参加していただく、よい内容はないか・・・。」となっていきます。
くもん学習療法では、調理が100の割合でできる状態では高いレベルの教材を使用した学習(楽習)、40の割合でできる状態になったら、その状態で100点満点が取れる教材にレベルを調整した学習(楽習)ができます。
ご利用者に合わせて、職員や学習教材が変わるという視点は、私達のケアそのものに大きく影響を与えています。
アイユウの苑グループホーム 管理者 江藤文彦
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