介護現場でICTが必要とされている理由とは(法人事務局)

10月28日に博多で開催されました「大変革時代を乗り切る戦略セミナー」の第三部「介護現場でICTが必要とされている理由」のゲストスピーカーとして参加させていただきました。

ICTとは、「Information and Communication Technology」の略称で、日本語では「情報伝達技術」と訳されます。ITに似ていますが、ICTでは情報・知識を共有することに焦点があてられており、簡単に言えば、ITは「開発すること、技術そのもののこと」を指し、ICTは「ITを活用したコミュニケーション技術」として用いられることが多いです。

私たちの法人では、多くの事業所で平成16年より記録を電子化しています。主に介護・看護の現場では「タブレット端末」による記録、事務所では「デスクトップPC」による記録です。

現場における「タブレット端末」の活用においては記録にとどまらず、タブレット端末が持つ本来の特性を活かした多種多様な活用がされています。

セミナーでは、記録を電子化するに至った経緯や導入の方法、そして使用感、今後の展望を説明させていただきました。

記録は電子化に移行するまでが大変(作業量などだけではなく、移行することへの不安感?)ですが、一旦電子化すると、その便利さから元の紙ベースの記録へは戻れないと強く感じています。懸念していた移行もスムーズに行え、多くの職員が導入してから早いうちに使いきれることに驚きました。まさに直感操作を念頭に置いて開発されている「タブレット端末」だからこその「学ばなくても出来る」だったのではないでしょうか。

今後ますますICT技術を使った、「職員と職員」、「職員と利用者様」、「利用者様とご家族様」などの繋がりが増えていくのだと思います。
インターネットとモノを繋げる介護現場におけるIOTの可能性も視野に、利用者様の生活の質や安全、ご家族様の安心、職員の働きやすい環境など、まだまだ存在する多くの課題が解決し、今以上にその質を向上していけばと思います。

法人事務局 品質マネジメントシステム実行管理担当者 高下康司

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